2006/監督:デヴィッド・フランケル
メリル・ストリープ/アン・ハザウェイ/エミリー・ブラント
今までは 自分自身の事をそれなりに満足してたアンディだったけど
就職先の雑誌編集をする会社では ただただ見劣りするばかりだ。
ボスのミランダの 第2アシスタントとして
日々難題に取り組み頑張っているが
仕事がうまくいけば 今度はプライベートの時間まで
削られていく事に悩んでもいる。
彼氏と友人との間も徐々に疎遠になっていくもどかしさ。
第1アシスタントの彼女との関係も難しい。
仕事への情熱や夢を持つ事と
プレイベートと仕事とのバランスや
人間関係を悩んでいるアンディ。
共感してくれない人間よりも
共感してくれる人間を求めてしまう自分にも焦っている。
この映画を観て 自分に置き換えて
そうそう そうなのよー と
思ってる女性は少なくないはずだ。
仕事の内容の華やかさは 女性の夢かもしれない。
男よりも友情よりも 仕事を選んでた時には
いつの間にか 休日は疲れ果てて
遊ぶ気力もなくし ランチの友達もいなくなってて
ハッと気がついたら 周囲に大切な人間が居なくなってた。
なんて事も経験した人 案外多いかもしれない。
ある日 ふっと気がついてしまう。
私はどうしたいんだろう。
優先順位は これでいいのだろうか。
アンディは ミランダと会社の駆け引きの間で揺れ動く。
彼女は ミランダを助ける事を選んだけど
当の本人は 頭の中で策略を練っていて
すでに自分自身を助ける準備をしてたのだから。
あーやだー なんて言ってたら
競争社会では負けてしまうのかもしれない。
でも それが社会で起こっている事実でもある。
アンディの選択を 間違ってると言う人もいるかもしれない。
夢が届きそうになってたのに バカだなぁって。
でも その選択こそがアンディらしさだったんだろうなぁ。
アンディを口説きおとした男との一夜は
別にあっても無くても良かった。
2006/監督:ナンシー・マイヤーズ
キャメロン・ディアス/ジュード・ロウ/ケイト・ウィンスレット
会社のクリスマスパーティーの夜
イギリスで暮らすアイリスは 同じ会社で働く恋人ジャスパーが
二股をかけていたことを 彼の婚約発表で知る事になった。
傷心の彼女は 感情のまま泣き崩れた。
ロスで暮らすアマンダは 恋人イーサンが
浮気をした事を知り自宅から彼を追い出した。
泣けない彼女は 必死に涙を出そうとするのだが
傷ついたはずなのに涙ひとつ出てこない。
ずっと休暇をとってなかったアマンダは
どうしてもバカンスで ロスを離れ違う地へ行きたくなった。
ネットで検索して見つけた イギリスのサリーの
小さな村シェーンのコテージを借りる事になった。
そのコテージの持ち主は 同じく恋に破れたアイリスだった。
ネットで知り合った二人が 自宅を2週間交換する契約を結ぶ。
2週間 自宅を交換しませんか。
今の世の中 そんな恐ろしい事簡単にできやしませんが
ま・・・映画だし・許す。
全然違う環境で生活してた彼女達だが
たった2週間の間に 運命の相手を見つけちゃうのだ。
それぞれの性格の差なのか 積極性の差なのか・・・
超速球で相手を口説き落とす女アマンダに対し(こちら一目惚れ型)
相手を観察しながら友達になり恋を温めるアイリス(どう考えても慎重)
まったくかけ離れた二人だけど
傷ついた心が癒やされたのは 新しい恋だ。
キャメロンにはロマンチックコメディーが似合う。
ジュード・ロウも子持ち役がはまってたが
どうも しっくりこないような気がしないでもなーい。
頭頂部がどんどんヤバくなってるのが気になーるロウ。
アイリスは 彼女を笑わせてくれる
優しくて面白いマイルズに惹かれていく。
彼女にはもう一人 大切な友達ができた。
ちょっと偏屈(脚本家)な老人だけど 可愛い。
アマンダは 後腐れないはずの一夜のロマンスで
恋におちてしまい 彼の大切な天使ちゃん達にも
恋したようで テントの中で4人で寝転がるシーンは
とても微笑ましいのだった。
ありえない設定のロマンス小説的な内容だけど
終わった後は 単純に笑顔になれるとこが
この映画の良いところだろうか。

2008/監督:長崎俊一
サチ・パーカー/高橋真悠/りょう/大森南朋/高橋克実/木村祐一
学校へ行けなくなってしまった まいは
西の魔女と呼ばれる おばあちゃんの元へ。
たくさんのハーブに囲まれた可愛いコテージで暮らす。
自分の居場所を求めていた まいには
必要な場所だったのかもしれない。
そこに土足で踏み込んで来た 怪しい男の存在が
許せなかった理由は まいが学校で受けた
深い心の傷にあるのだろう。
魔女修行は まいにとって
苦手だと思い込んでた 日常生活の中にあったけど
それすら この場所では愉しみに変化する。
10年以上前 文庫本を読んだ。涙が出た。
映画がはじまって 5分後には
忘れてた本の内容を思い出して 涙がでそうになった。
深く深く眠ってた記憶をたどるように映画を観た。
まいは 2年前の自分を後悔しながら
母の車で 西の魔女に会いに行く。
自分を愛して導いた 大切な人が
いなくなってしまう事実に向き合いながら。
母の身体をふるわすような泣き声。
苦手だった怪しい男の優しい心遣いにふれた時。
二人の秘密の約束。
西の魔女からの最後のメッセージ。
手嶌葵の
繊細な語りかけるような詩声が とても良かった。
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2006/リドリー・スコット監督
ラッセル・クロウ/マリオン・コティヤール/アルバート・フィニー
ロンドンの金融業界で 敏腕トレーダーとして
トップで走り続けるマックスは
亡くなった叔父の遺産を相続したが
プロヴァンスにも 叔父の遺産であるシャトーにも
ブドウ畑にも まったく興味がないため
遺産である土地に家屋にシャトーを売り払う為に
プロヴァンスへやってきた。
そこで過ごすうちに 昔の懐かしい記憶や
楽しかった思い出や 大好きだった叔父の事を思いだす。
ある日 叔父の隠し子だという女性が尋ねてきた。
予定通りに簡単に売り払う事はできそうにないようだ。
そして彼は ファニーに出会うことになる。
どうしようもない程 胸が苦しくなったことがある。
昔の風景や大切だったことを 思い出す瞬間だ。
マックスは 叔父の家で過ごした子供時代の記憶の中で
その瞬間をあじわうことになる。
あの頃の自分と叔父の関係を思い出すにつれて
彼は 自分の生き方を見つめ返す事になる。
24時間では足らない程の 競争社会の中で完璧な仕事人間。
そしてトップトレーダーで 情け容赦ないボスだ。
知らないうちに 心が疲れていたに違いない。
なぜか ロンドンにさよならを言うのは
彼にとって難しい決断だったようには見えないのだ。
彼の中で あの美しい人との出逢いと
プロヴァンスの優しい時間が
新しい生活に踏み出す 切っ掛けだったのかもしれないけど
走り続けた実績が後押ししたようなかんじもするねぇ。
金稼ぎすぎたんだ きっと(笑
幸せな男だなぁ マックスは。
独り時間にゆったり観たい映画である。
ワンコが可愛かった。
おてっ タチッ。
ありきたりな 先が見えすぎるロマンスも
時にはいいではないか。

浅田次郎/角川文庫
人生を捨てた人達が
最後に行き着いた場所が 霧笛荘なら
それまでの自分とサヨナラして
あの場所に たどり着いた彼らには
汚くて どうしようもなくても
少し幸せで温かい出会いがあった あの時間が
本当の自分を見つけて 自由に 羽ばたいた
瞬間だったに違いない。
とある港町 運河のほとりの古アパート「霧笛荘」
オレは 大家の老婆の案内で
各部屋をまわり そこに住んでた彼らの
最後の人生を垣間みる。
それは時に 鋭くて 痛くて 切なくて
ぽっかりあいた穴に
感情が押し寄せてきそうになる昔話。
そこは 暗転のオアシスなのか
苦しさまぎれの天国なのか 極楽なのか 地獄なのか
ただ ゆっくり安息できる地であったなら
羽ばたいてった彼らの人生も
捨てたもんじゃないのではないのか と
思うわけ。
それが 痛くても
それが 哀しくても
それが 幸せだったなら
2008/
キャサリン・ハイグル/ジェームズ・マーズデン/マリン・アッカーマン
従姉のウエディングで花嫁のピンチを救った8才のジェーン。
結婚式に魅せられ 今では花嫁付添人に生き甲斐を感じている。
彼女の夢は両親のように幸せな結婚式をすること。
理想は 母のウエディングドレスを着て 両親の思い出の場所での挙式。
しかし夢遠く いつも友人達の結婚式の付き添いをするばかり。
そして とうとう記念のドレスが27着。
どれも棄てる事ができずにいる。
上司に片思いしてる彼女の趣味は
あるニュースペーパーのウエディング記事を収集する事。
顔も知らない記者が書く記事に 心奪われている。
ある日 友人のウエディングがバッティングしてしまい
タクシーの中で着替え 何度も式場を往復する彼女を
見つけた男がいた。ケビンだ。
偶然出会った二人だったが・・・。
彼女の落とし物を拾ったケビンは それを利用しようとするのだ。
そんな時 彼女の妹テスが マンハッタンへやってきた・・・。
何が楽しいのだろうか。
ウエディングプランナーという職業なら納得いくょ。
それが仕事なんだし。
でもさぁ 彼女の場合は それ趣味だし。
変だろ。こだわり過ぎだろ。変な女だなぁ。
密かに変な女ジェーンの独占取材を始めたケビン。
上司へのアピールの為に 勝手に許可なく記事にしたはいいが
会うたびにジェーンに惹かれていく。
書いた記事が ケビンが知らないうちとはいえ
それが紙面に出てしまった。
あらまぁ・・・大変。
我がままで美人な妹と憧れの上司の急接近のせいで
想像してた夢(勝手に夢想)も破れ
いろんなストレスにさらされた彼女は
嘘までついて幸せをつかもうとする妹と 幸せそうな上司のジョージを見て
とうとう(やっとかよ)キレてしまうのだった。
おせーよ・・・。
でも記者のケビンは キュートだよなぁ。かわいいなぁ。
あのジョージよりも魅力的だよ。はい。

ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛
2008/
ベン・バーンズ/ジョージー・ヘンリー/スキャンダー・ケインズ
ナルニア国物語の第2章がいよいよ公開。
亡き王の後継者カスピアン王子の叔母が 男の子を産んだ。
叔父は邪魔になるカスピアン王子の暗殺を謀るが
博士の導きでカスピアン王子は 伝説の森へと逃げ込む。
そこは昔 魔法の国ナルニアの民が暮らしていた森。
ナルニアを滅ぼした テルマール人
そして 後継者であるカスピアン王子は
生きてこの森を出ることができるのだろうかねぇ。ねぇ。
顔と体格にあわず
どこか子供っぽいカスピアン王子なのだが
自分の身が 叔父率いる暗殺者に狙われているのを知り
現実を直視する事になるわけだ。
苦悩する彼は 自分の祖国の軍隊と戦うことを決心する。
滅びつつあったナルニアを救う為に
そして 自分の民の為に戦うのである。
密かに隠れて 救世主を待ちわびたナルニアの民の
運命を握るのは どうやらカスピアンらしい。
まぁ 叔父さんったら酷いヤツで
しかし叔父よりも さらに悪人がいたりして・・・
そんなに権力というのは魅力的なものなのだろうかねぇ。
ナルニアのペベンシー4兄妹の王子と王女も
カスピアンが(あっけなく)吹いた角笛でナルニアに呼び戻され
現実社会から あっ!!!というまに連れ去られ
まるで拉致られた様子の四人だったのだが
なぜかルーシーだけは嬉しそうである。
アスラン。
なんかでかくなってた。
第3章で
アスランがどこまででかくなってるか
また チェックしなくっちゃ。
観る視点が違う。けっ。
前作は子供達が喜びそうな内容だったが
今作は血の気の多い大人が楽しめそうな映像であった。
戦闘シーンが多かったので
前作ファンタジーの良さが半減してたかも。
ラストが あまりにあっけないのは同じだが・・・。
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